地域社会に密着した道路舗装工事

舗装

傷んだアスファルトを剥がして再び舗装するといった作業や、地中に埋設された水道管やガス管の交換といった作業を行う道路工事では、掘削機械やロードローラーなどを使用します。こうした重機を扱うには、『大型特殊自動車免許』や『締固め(しめがため)用機械運転者』といった免許が必要です。その他の作業員は、剥がしたアスファルトの撤去や掘り出した土砂の運搬、砂利敷設の補助業務などを担当し、側溝や縁石の設置が必要な工事では、石工事の技術を持った作業員が担当します。
このように、道路工事では多種多様な業務をスタッフで分担し、安全で快適な道路環境を作り上げていくのでやりがいがあり、生まれ変わった道路を目にしたときの達成感は格別です。地域社会の発展にも貢献できるお仕事、始めてみませんか?

路床工

道路の基面となる路床を作ります。ブルドーザーもしくはモーターグレーダーで均し、ローラーで転圧するのが一般的です。基本的には切土や盛土が行われた後からが路床工なのですが、場合によっては置換工法や安定処理工法で路床の強化をした後に、路床整形を行います。

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路盤工

砕石工場などで製造された材料をダンプトラックで搬入し、モーターグレーダーで敷き均し、ロードローラーおよびタイヤローラーで転圧します。路盤は、その上の基層・表層を支える基盤であるので、良く締め固めることが肝心です。

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締固め

敷均しが終わったら、ローラーを用いて、継目、初期転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順に締固めを行います。ローラーは、施工方向に駆動輪を向けて作業をするのが基本です。また、順序として、始めに目地部を転圧し、次に横断方向の低い方から高い方へ順次幅寄せしていきます。

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表層

混合物が熱いうちに締固めましょう!ただし、道路の顔といえる表層に対しては、綺麗に仕上げる為の努力を惜しんではいけません。舗装工事は、基層や表層の転圧が終わり次第、交通を解放しなくてはならないケースも多いものです。しかし、施工したてで、交通解放温度が高いと、わだち掘れの原因となったり、舗装表面が荒れてしまうこともあります。交通の解放は、おおむね50℃以下になってから行うようにしております。